мement mori

想いを 綴る だけです

今日朝学校に着いて自転車をとめた。
自転車小屋のところで猫が死んでいた。
そういえば昨日授業中に猫とカラスの喧嘩する声が聞こえていたからそれでかな、と思った。
雨が降っているのも気にせず友人に鞄を預けて私は自分のビニール袋で猫を包んだ。
私は以前にも鳥の死んでいるところを見つけて先生に託したことがある。
今回もそうしようと思って職員室へ向かった。

先生に事情を説明したら怒られた。
正確には怒ったような言い方だった。「お前が責任をとれ」と言われているみたいだった。
確かに私が見つけて私が行動したから
最後まで自分の力で面倒を見なきゃいけなかったのかもしれない。
普段は優しい先生だったから意外だった。
「お前はそれを拾ってきてどうするつもりだったんだ。」
言い方も何もかもとにかく痛かった。
私は我慢できずにその場で泣いてしまったんだけど、先生は猫が死んだのが悲しかったと思ったみたいで、生命の弱肉強食について語った。(ほぼ聞いてない)

とりあえず午前中は雨が酷く、お墓を作るのは
放課後にすることになった。
私は授業に集中できなくて、ずっと猫のことばかり考えていた。
以前の鳥のときは蛆虫がわいていて、今回もそれが気になって仕方なかった。
放課後になり急いで猫の元へ行った。
硬直していたけど、綺麗なままで安心した。
「ごめんね。」って言いながら私はお墓を作った。
ビニール袋のままでいいのかわからなかったけどとりあえずビニール袋から出して穴に置いた。(埋めるって言いたくなかった)
その時、朝は見えなかった猫の表情が見えてしまい、また涙がでそうになった。

穴、浅かったかなぁ。

土をかけるときも何故だか申し訳なくて、辛かった。
私は何もしていないのに何故だか私が殺した気分になった。私がこの猫を忘れてはいけない気がした。
私は心が重くなってごめんね。って言いながら泣きながら帰った。

私は自分の命を大切にすることはできないけど、
自分以外の命はすごく大切だと思う。
人間でも人間じゃなくても。
学校じゃない場所でも何かの亡骸を見つけると放っておけない。なにかしてあげたいって思う。

帰るとき、もう何も、誰も
死ななければいいのにって思った。
命はなくならなければいいのにって思った。

私がしたことは正しかったのか
正しいのかわからない。